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「アグリビジネス創出フェア2014 」(11月12-14日)への出展報告

2014年12月11日

11月12日(水)~14日(金)、東京ビッグサイト(東京・有明)において、アグリビジネス創出フェア2014(主催:農林水産省)が開催され、本学から5件の研究テーマを出展しました。
このイベントは、全国の産学官の各機関が有する、農・林・水産・食品分野などの最新技術や研究成果を分かりやすく展示することにより、産業界等との新たな連携を促すことを目的として開催される技術交流展示会です。今年度の参加者数は、3日間で32,069名(主催者発表、昨年度35,117名)を数え、本学ブースには昨年同様350名以上の来訪がありました。
今年度の本学ブースでは「“木”の科学と応用」をテーマに掲げ、「木」の活用に関して、新たな日本林業の展開を提案する研究成果の紹介が行われ、木製堰堤の模型の展示や実際の木材資料の展示も行い、多くの来訪者の関心を得ることができました。
3日間の活動を通して、多くの来訪者とのディスカッションが活発に行われ、今後の産学連携につながっていくことが期待できる出展となりました。

【出展テーマ】
「生態系保全のための土と木のハイブリッド治山構造物の開発」
~石川芳治農学府教授
「再生可能な資源である木質バイオマスの形成機構に関する研究」
~船田良農学府教授、半智史農学府助教
「微生物が発する“ニオイ”成分で木材の劣化を非破壊診断する技術」
~吉田誠農学府准教授
「スギ1時間耐火部材の開発-集成材の実現とCLTへの挑戦-」
~服部順昭農学府名誉教授、安藤恵介農学府講師
「リサイクルとセルロースナノファイバーをキーワードとした紙・パルプに関する研究」
~岡山隆之農学府教授、小瀬亮太農学府助教

ブース内に展示された普段は見ることのできない貴重な木材資料を目にし、多くの方が本学の研究に関心を寄せられていました。