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生嶋健司教授を責任著者とする研究成果が『Nature』誌のResearch Highlightsで紹介されました

2019年12月10日

工学研究院・先端物理工学部門の生嶋健司教授を責任著者とする研究成果が『Nature』誌のResearch Highlightsで紹介されました。
https://www.nature.com/articles/d41586-019-03806-8

研究成果の概要:
アキレス腱や大動脈などの線維状の生体軟組織が超音波により電気的に分極することを発見し、生体環境に近い湿潤状態において、その電気分極の画像化に成功しました。この成果により、今後、腱・靭帯の診断や臓器線維化の診断など、超音波を用いた新しい医療診断が期待されます。

プレスリリース:
生体軟組織が超音波によって分極する!


論文情報:
Electric Polarization of Soft Biological Tissues Induced by Ultrasound Waves
Kenji Ikushima, Takashi Kumamoto, Kenshiro Ito, and Yamato Anzai
Phys. Rev. Lett. 123, 238101 – Published 3 December 2019
https://journals.aps.org/prl/abstract/10.1103/PhysRevLett.123.238101

 

研究者情報

生嶋健司教授

東京農工大学
工学研究院・先端物理工学部門
工学部・生体医用システム工学科